パルフィンガー社、日本の洋上風力発電市場参入へ。
28.05.2020
この度、パルフィンガー社はアジアのマーケットへの更なる進出を果たすことが出来ました。計画では秋田港、能代港の商業大規模洋上風力発電プロジェクトに33台のダビットクレーンを2021年に納入し、稼働開始は2022年にする見込みです。
東北地方は強い風が安定して吹くため、風力発電に適した地域とされます。国内での大型洋上風力発電としては初めてとなる商用運転となります。この春、パルフィンガー社は鹿島建設、大興物産と共に合計33基の洋上風力発電施設の設置する契約を結びました。33基の発電設備は全て2.4メートルのアウトリーチと1トンの安全な作業負荷を備えたPF8000固定ブームのダビットクレーンが搭載されます。最初のダビットクレーンは今年秋に出荷され、パルフィンガーアジアパシフィックの風力サービスハブによって調整作業が行われます。
秋田能代洋上風力発電は730ヘクタールに渡り、秋田県の秋田港と能代港の2カ所に着床式の風力発電機を設置します。容量は139MWとなり、約130,000戸の住宅に十分な電力を供給することが出来ます。
パルフィンガー社はここ数年、アジアパシフィックでの洋上風力発電業界において、マーケットシェアを拡大しており、秋田能代プロジェクトに参加することによって、日本の洋上風力発電業界への一歩を踏み出すことが出来ました。日本パルフィンガー株式会社は国内に拠点を構えており、洋上風力発電プロジェクトをサポートしていきます。
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